東温市総合防災訓練
2022年11月27日 13時33分11月27日(日)、南海トラフ等の地震の発生を想定した住民の避難を中心とする実践的な訓練が実施されました。早朝より準備が始まり、8:00にシェイクアウト訓練が行われました。そして、避難経路や危険個所を確認後、上林小学校が避難所として開設されました。総務班、管理班、情報広報班、食料物資班、医療衛生班、施設班などがあり、それぞれが協力してチームとなって活動していきました。
10時からは、ドローン災害対応合同訓練がありました。災害を想定し、愛媛県綜合警備保証・東温市消防署合同での上空からの被害状況収集訓練です。
その後、班に分かれて、資機材の取り扱いについて学びました。また、地震を体験したり、非常食を試食したりしました。本日取り扱ったのは、簡易トイレ、ラップぽんトイレ、ワンタッチテント、エアーベットです。地域の方と一緒に、小学生や中学生も体験していました。
実際に組み立ててみた子どもたちは、換気に必要な仕組みがあったり、ランプを掛けるところがあったりと、生活に役立つ工夫が沢山あることを見付けていました。
地震体験車では、震度5~7を実際に体験することができました。地面が浮き上がるような感覚、手すりにつかまることさえ困難な状況を知る機会となりました。本日は、ありがとうございました。
明日、上林小学校では、地震及び火災を想定した避難訓練と住宅防火教育出前授業が行われます。自分や周りの命を大切に考えた避難方法について学び、防災意識をさらに高めていきたいと考えています。東温市消防本部の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。