上林ふるさとめぐり
2023年9月12日 16時29分今日は、法蓮寺住職の前園実知雄先生をお招きし、上林にゆかりのあるものや歴史・環境について学び、ふるさとへの愛着や自然環境を大切にしようとする心情を育む教育活動として、上林ふるさとめぐりをしました。使った資料は、昨年度全校で作成した「ふるさと上林」です。自分たちが調べ、思いを込めて作成した教材本を手に取り、書き込みながら、学びを深めました。
まずは、法蓮寺へ出発しました。
堯音和尚や五輪塔等、上林ゆかりの名所にまつわる話を真剣に聞く子どもたちです。
続いて、上林地域の昔話のひとつ「お京が渕」へと向かいました。前園先生から昔話を聞いた後、校務員のHさんの案内で淵を見に行きました。
その後、バスに乗って日本回国供養塔を見に行きました。前園先生からは、この場所は久谷や川内にもつながる十字路で上林の中心地であったことや善根宿があったこと、世の中が平和でありますようにとの願いが込められた立派なお墓があること等を教えていただきました。特に上林の回国供養塔は立派で、このような回国供養塔が数多くある上林を誇りに思ってもらいたい、とのメッセージをいただきました。
続いて、ごぜ石に向かいました。ここでは、前園先生からごぜ石にまつわる2つの話を教えていただきました。子どもたちは、石に刻まれた名前から地域のことを話したり、お祈りしたりしました。
その後、ささゆり緑の少年隊活動の一環として、森林公園の3箇所に手作りの環境ポスターを貼りました。子どもたちは、これからも上林地域の豊かな自然を守っていこうとする気持ちが高まりました。
楽しい昼食タイム&広場で仲良く遊んだ後は、いよいよ風穴へ。近付くほど、ひんやりとした冷気を肌で感じ、自然の神秘を味わいました。風穴では、俳句づくりに挑戦しました。本物との出合いの中で体感した歴史と自然の偉大さ、素晴らしさを、五・七・五に込めた子どもたちです。
前園先生、参加してくださった保護者の皆様、ありがとうございました。