だから、理科は面白い!
2022年2月3日 08時00分まじめにやっているといいことが!
先日の「上林小学校日記」に5年生が理科の学習に真剣に取り組んでいる様子をご紹介しました。
その後も、丁寧に丁寧に「もののとける様子」を調べていきました。
食塩やミョウバンがどれくらい水に溶けるのか、水の量や溶かすものを正確に量り取り、調べていきました。
水の温度を上げるとミョウバンはたくさん溶けることに気付き、歓声を上げる5年生でした。
数日後…
実験の続きです。たくさん溶けたミョウバンはどうなっているのでしょうか。みんなの予想は、「水温が下がると、またミョウバンは粒になって戻るのでは?」ということでした。
早速、確かめてみましょう。
確かに、ビーカーの底に白い粒がたくさん沈んでいました。みんなの予想は正しかったのです。
でも・・・右のビーカーの底をよく見ると、
長さ3cmもある大きな結晶ができていました!透き通っていて、まるで宝石のようです。
5年生も「きれい!」「不思議~!」「おもしろいね!」「もっと大きな結晶をつくりたいな!」「食塩の結晶もできるのかな?」と興味がさらに広がりました。
このような結晶は、実験方法や水・ミョウバンの量、水温、保存の仕方など、様々な条件が重ならないとできません。きっと、まじめに学習に取り組んだ皆さんへ、化学の神様からのプレゼントが届いたのでしょうね。