今日は、4~6年生がふるさと道徳の学習をしました。題名は、「上林が生んだ伝説の石工 菅能宇吉」です。地域の方や子孫の方、愛媛大学教職大学院特定教授遠藤先生の協力のもと、約一年間をかけてできたふるさと教材を使った授業です。
菅能宇吉が石工として、戦争の被害を受けて崩れてしまった石垣を、職人の技と経験で修復したこと。仕事に誇りをもち、生きがいを感じて取り組まれていたこと。難しいことでも、完成を待っている人がいることを考えて、責任を持ってやり遂げたこと。子どもたちはたくさんのことに気付き、宇吉さんの生き方からそれぞれの思いを抱きました。
ゲストティーチャーの宇吉さんの子孫の方からは、宇吉さんのことや上林地域への思い、子どもたちにとって身近な家族についての話がありました。また、遠藤先生からは、大阪城の想像を絶するほど大きな石垣のこと、機械ではなく人の手で成し遂げたこと等の話がありました。
宇吉さんの子孫の方からは、写真や賞状、当時使われていた道具など、子どもたちに「本物」を伝える資料を見せていただきました。
子どもたちからは、「自分も上林の伝統を伝えて残していきたいと思った。」「石垣の技術は人の手でしかつくれないと思うので、宇吉さんの話を残していかなきゃと再確認しました。今度、おじいちゃんとおばあちゃんにも聞いてみたいです。」「難しいことでも、自分からやるっていうのがすごいなと思いました。」などの感想がありました。
今後も、地域で大切にされているものを子どもたちの学びに生かしていきたいと思います。本物と出合い、ふるさとを大切に思う機会となりました。情報提供をしてくださった皆様、ありがとうございました。
今日は、読み聞かせボランティアの方と詩音’SのTAKAOさん、みふぃたさんをお迎えし、おはなしひろばがありました。
まずは、詩音‘Sの作品を披露していただきました。TAKAOさんの奏でる演奏とみふぃたさんの優しい歌声に、会場は温かい空気に包まれました。
次に、上林っ子がつくった秋の俳句や冬の俳句に曲をつけた作品を歌っていただきました。それぞれの季節での思い出がよみがえってきました。
後ろに掲示している作品は、読み聞かせボランティアの方が、一人一人の気持ちを大切にして、毛筆で書いてくださったものです。
次に、もうすぐ卒業する6年生が将来の夢や目標について語りました。さすが6年生!根拠となる出来事や自分の姿をイメージして、自分の思いを堂々と伝えることができました。下級生にとって憧れの6年生です。読み聞かせボランティアの方からのプレゼント、手作りのたんぽぽを揺らし、6年生に拍手を送りました。
最後に、アンコールをお願いすると、会場は大盛り上がりでした。俳句の歌詞を一緒に歌う子どもたちには、笑顔が広がりました。読み聞かせボランティアの方、詩音’Sの皆さん、素敵なひとときをありがとうございました。
3年生の国語では「学校じまん」、4年生は「生活調査隊」の学習をしています。
どちらの学年も「相手にわかりやすく伝えるためには、どんな工夫が必要か?」を考えながら、発表原稿や資料の見せ方を何度も確かめ合いました。ICTを活用して、自分の発表する姿を確認している様子も見られました。
チーム「自然が豊かなところ」では、自然に囲まれている地域性や、緑の少年隊を通して自然を守り育てる活動が盛んであることを例に挙げ発表しました。
チーム「少ない人数でも互いに助け合うところ」では、なかよし班活動や全校遊びを例に挙げ、他学年との関わりが盛んであることを発表しました。
4年生は全校にアンケートをとり、資料や原稿を作成しています。結果から分かったことや考えたことを伝えるために、グラフの活用を学びました。来週の発表が楽しみですね!
今日は、低学年教室に読み聞かせボランティアの方が来てくださりました。先日から話題になっているパンダの話やひな祭りにまつわる話などを聞き、子どもたちの心にも春がやってきました。本日も、素敵な読み聞かせのひとときをありがとうございました。
3年生以上の学級では、朝の会で、卒業式に向けた歌の練習をしていました。心を込めて、歌詞を大切にして歌っている子どもたちです。
そして高学年教室では、スピーチが始まりました。トーキングカードのお題は、「20才の自分は何をしているか」でした。暫く考えた後、6年生は、自分の姿をイメージしながらスピーチをしていました。